登山環境リスク– category –
国際山岳医が「高山病・低体温症・凍傷」といった環境要因でのリスクについて、メカニズムと対処法を解説します。WMSガイドラインや登山者外来、赤岳鉱泉診療所での実際の症例データを基に、教科書だけでは分からない現場のリアルなリスク管理と、病院での治療実態をお伝えします。
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高所での酸素飽和度の正常値は?〜登山中のSpO₂の目安を山岳医が解説〜
はじめに こんにちは!市川です! 今日のテーマは「高所での酸素飽和度は何%なら正常なのか?」です。 気になったことはないでしょうか? 我々、医療従事者でも高所での正常値を知っている方は少ないと思いますので、今回はどちらかと言えば、山岳医療に... -
山で睡眠薬を使ってもいいのか? 〜高所と睡眠、そして睡眠薬のリスクを考える〜
はじめに:登山中に睡眠薬を使っていいの? こんにちは!市川です。過去数回は心臓突然死、心肺蘇生という重い内容だったので疲れましたね。僕は書いてて疲れました(笑)。ということで、今回はもっと軽くて、よくある話です。 「山小屋で眠れないときに睡... -
【登山×低体温症対策】山岳医が教える「体から熱が奪われる4つの仕組み」と「寒さ対策の考え方」
はじめに こんにちは!市川です! 登山中の低体温症リスクを正しく理解し、確実に予防するために——。本記事では、熱の移動に関する物理学的な基礎知識「4つの熱移動経路」を登山・アウトドアの現場に即してわかりやすく解説します! この知識は、冬山登山... -
【登山者必読】低体温症に対するフィールド評価と処置:Wilderness Medical Societyガイドライン2019の要点をまとめ!(後編)
はじめに こんにちは!市川です。 先週、今週は寒の戻りで寒くなりましたね。安曇野でもわりと雪が降っています。松本・安曇野では毎年3月頃に上雪(かみゆき)がよく降ります。雪景色はすきですが、いわゆるべた雪なので積もりはしますが、ほっておいても1... -
【登山者必読】低体温症に対するフィールド評価と処置:Wilderness Medical Societyガイドライン2019の要点をまとめ!(前編)
はじめに:登山で低体温症になるリスクとは? こんにちは!市川です。 すっかり春山シーズンですね。寒さも緩んで天候も安定しやすくなる季節なので、これからもがっつり雪山や山スキーを楽しまれる方も多いのではないでしょうか? そんな楽しい春山シーズ... -
VBLとは?|濡れるのになぜ暖かい?山岳医が解説するVBLの理論と実践
当サイトではアフィリエイトリンクを使用しています。 はじめに こんにちは!市川です!今日のテーマは「VBL:Vaipor Barrier Liner」です。 もう厳冬期は過ぎてしまいましたが、最近、冬山で手袋の下にニトリルグローブをつけている方がいらっしゃ...
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